いつもDXダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)の活動にご注目いただき、ありがとうございます。
この度、2025年(令和7年)7月7日発行の**日本経済新聞(朝刊・ダイバーシティ面)にて、当組合および連携する「チームシャイニー」「シャイニーラボ」の取り組みが大きく取り上げられました。
今回の記事テーマは「AI 学び障害の特性強みに」。 急速に普及するAI(人工知能)やDX分野において、発達障害などが持つ特性がどのように活かされているかという特集の中で、私たちの活動がモデルケースとして紹介されています。
【掲載情報】
- 媒体名:日本経済新聞(朝刊 21面 ダイバーシティ)
- 掲載日:2025年7月7日(月)
- 記事タイトル:「AI 学び障害の特性強みに」
■ DXダイバーシティLLP社員としての活躍
特に注目いただきたいのは、記事内で紹介されている吉井智紀さんの事例です。
吉井さんは、私たちの運営母体である就労移行支援事業所でスキルを磨いた後、現在は**「DXダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)」の社員**として活躍しています。
記事では、吉井さんが大阪の自治体が開催するイベント向けのプロジェクションマッピング案件において、AIを使った画像処理プログラムの構築を担当している様子が紹介されました。
■ 「訓練」から「実務」へ。LLPだからできること
一般的な就労移行支援では「訓練」が中心ですが、私たちはそこから一歩進んで、「実務経験」と「実績」を作ることを重要視しています。
記事の中でも、当法人の代表である吉見が語っている通り、**「スキルを身につけても、実績がなければ就職に結びつけることは難しい」**というのが現実です。
そこで私たちは、LLP(有限責任事業組合)という組織形態を活かし、以下のようなサイクルを実現しています。
- 学ぶ:AIやデータサイエンスの高度なスキルを習得する
- 働く(LLP社員として):実際に企業から案件を請け負い、社員として責任ある仕事をする
- 実績になる:その経験が強力なポートフォリオとなり、キャリアの可能性を広げる
吉井さんのように、LLPの社員としてプロフェッショナルな仕事(AI開発やDX推進)に従事し、社会に価値を提供している姿が、日本経済新聞という公的なメディアで評価されたことは、私たちにとっても大きな自信となりました。
■ 今後に向けて
「ニューロダイバーシティ(脳の多様性)」という言葉が企業の間でも広がりつつあります。 私たちはこれからも、障がいを持つ方々の「高い集中力」や「論理的思考」といった特性を強みとして活かし、DX推進の担い手として社会で活躍できるよう、全力でサポートしてまいります。
今回の掲載を励みに、さらに多くの「実務実績」と「成功事例」を、このLLPから生み出していきたいと思います。
引き続き、DXダイバーシティ有限責任事業組合をよろしくお願いいたします。
